教養論 鷲田小彌太
教養:その言葉に、一種の「憧れ」と「胡散臭さ」を感じずにはいられません。子供の頃から「教養」にはすこぶる高尚なものというイメージが付きまとい、また苦虫を噛み潰したような大人の感じがなんとも嫌なものでした。この本の作者鷲田教授はこんなイメージをあっさりと除去してくれます。「大学教授になる方法」でもみせてくれた、この世を厳しく斜めに見ているところを見せつけ、自分の主張を右手でバーンと貼り付ける。あとに書いている十戒、ワケがわからないでしょ?最後がまたいいのですが。んー一度お会いしてみたい。
***抜 粋***
教養をもつ人を人間とするならば、私たちは、生まれつき人間なのではなく、ただ、人間になることができるだけである。「教養」とは、いまだ人間でないものと、人間になったものとを分かつメルクマール(指標)である
教養をもつための十戒
1「古典」を読むな
2スポーツの快感を味わうな
3朝寝坊するな
4次の日のことを考えるな
5本に糸目はつけるな
6溜まったものを、腐らすな
7議論はするな
8日記はつけるな
9エコロジーは敵だ
10ダイエットなど考えるな
・・・十戒は守るな・・・
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